こんにちは☀️BLUE ALOHAです!
ブログを読んでくださっているみなさんの中には、GWの大型連休に突入した方も多いのではないでしょうか?
宮古島は例年なら観光客で賑わいますが、今年はほとんどいません。
どうか今年は来島をお控えいただきますよう、お願いします🙇♂️
宮古島は逃げて行きません!今は、みなさんで協力して宮古島を守りましょう!!
そして旅行を控えてくださってるみなさん、ありがとうございます✨
現在、当店は営業を自粛しているため、お客様とのツアーの様子をブログで紹介できないのがとても寂しいですが、みなさんが安心して宮古島にお越しいただけるようになった際には、たくさんツアーの様子を紹介していきますので、しばらくお待ちくださいm(_ _)m
代わりに!!今は、たくさんの豆知識を紹介していきますねーーー🙂!!
今日は、
目次
ダイビングと飛行機の関係
についてです。
ちょっと難しい内容も入っていますが、大切なことなので真面目にお伝えします!
ダイビングをした後は飛行機に乗れない
初めに!!「ダイビングをした日には飛行機に乗れません」
これは絶対です。体験ダイビングでもライセンスを持っているダイバーでも一緒です。
もし、帰る日に体験ダイビングおよびダイビングのご予約をいただいた場合は、日程を変更していただくようになります💦
これが一番重要なことなので覚えておいてください!!
飛行機搭乗日にダイビングができない理由
いきなりですが、ダイビングをする時に耳抜きが必要であるという事をご存知の方も多いのではないでしょうか?
なぜ耳抜きが必要になってくるのかというと、水中に潜ると、全身に水圧がかかります!
特に問題になるのが耳にかかる水圧で、耳抜きをすることによって耳にかかる水圧を緩和することができるんですね(^o^)
話が少しそれましたが・・・この、「水中に潜ると水圧がかかる」というのが、飛行機を乗る日にダイビングができない原因にも関係しているんです。
そもそも、ダイビングは空気がたくさん入ったタンクがあるからこそ、水中で呼吸する事ができます。
この空気のタンクには、私たちが陸上で吸っている空気をそのまま圧縮して詰めこんでいるため、中身は陸上で吸う空気と全く同じで、約20%が酸素、残りの約80%は窒素で形成されています。(厳密には陸上で吸う空気より何倍もクリーンな空気です!!)
そしてこの窒素が問題となるわけでして・・・
陸上で呼吸する分には全く問題にならない窒素ですが、水圧がかかった状態で呼吸をするとどんどん窒素が体内に吸収、蓄積されていきます。
体内に吸収された窒素は、体にとって要らないものなので、ゆっくりと時間をかけて体外に出ていきます。
しかし、体外に出ていく前に飛行機に乗ってしまうと、水中(圧力が高い)と飛行機内(圧力が低い)での圧力差が大きすぎて一気に窒素が排出されようとします。
しかし、窒素の排出スピードが早くなりすぎた結果、排出が間に合わなくなり、窒素が体内で気泡化し、神経や筋肉、骨など体内の各部を痛めたり、感覚を鈍らせたりします。
この状態を減圧症(潜水病)と言います。
※減圧症のメカニズムをしっかりと説明すると、とても1記事では終わらないので、今回は大まかに書きました。
減圧症(潜水病)とは?
減圧症とは、ダイビングをした時に、体内に吸収された窒素が、体外に放出される前に体内で気泡化し、各部を痛めたり痺れを生じさせる減圧障害の一種です。
気泡化が生じた部位によって、手足の痺れ、頭痛、めまい、関節の痛みなどが症状として現れたり、最悪の場合、脳梗塞や心筋梗塞になってしまう可能性もあります。
一度、減圧症になってしまうと、自然治癒することはなく、専門の病院で専門的な治療をしなければなりません。
ダイバーにとって、減圧症を防ぐことは あたりまえに守るべき重要な課題となります!
減圧症(潜水病)の要因
減圧症には、罹患しやすい要因があります。
様々な要因がありますが、前日の飲酒、脱水、体調不良、睡眠不足、疲労感などです。これはほんの一例ですが、少しの心がけで減圧症を予防することができます。
特に前日の飲酒は、全く飲まないことが好ましいですが、旅行で来島の場合には仲間と飲みに行くこともあると思います。
その際には飲酒量を普段より控えめにすることが大切です。目安としてビール1本もしくは日本酒1合までです!
えっ少ない・・・と思ったアナタもこの晩だけは我慢してくださいね♪♪
朝まで飲み明かしてそのままダイビング!!なんてもっての外。
ダイビングの前日は睡眠時間をしっかりと取り、元気な朝を迎えてくださいね!
いつまで飛行機搭乗を待てばいいのか。
様々な諸説がありますが、一般的に飛行機搭乗までの待機時間はダイビング終了後18時間以上を推奨されています。
待機時間は、ダイビングで潜った回数、深さ、時間によっても異なりますが、体験ダイビングの場合は、18時間空ければまず大丈夫です。
18時間の間に体験ダイビングによって体内に吸収された窒素は体外に充分放出され、飛行機に乗っても減圧症になることは無いと言われています。
以上のことから、体験ダイビング終了後から飛行機搭乗まで18時間以上のマージンを取っていただき、飛行機に乗る日のダイビングは一切お断りさせていただいております。
ただ、これはダイビング後の話ですので、ダイビングをする前に飛行機に乗るのは大丈夫です。
つまり到着日のダイビングは全く問題なく参加可能となります。
ちなみにシュノーケリングは飛行機とは関係がありませんので、飛行機搭乗日の参加も可能となっております!
今回は、ダイビングと飛行機の関係性についてでした。
少し、難しい内容でしたが、重要なことは
ダイビングをした日には飛行機に乗れない
これは絶対に覚えておいてくださいねーーー✨
減圧症を舐めてはいけません!!!!!
ブルーシールでも舐めててください!!!!笑
ってことで当店での体験ダイビングをご予約の際には、宮古島での滞在日も併せてお伺いしています!
滞在最終日にダイビングをご予約の場合は、ダイビングの日程変更もしくはシュノーケリングツアーへの変更をお願いしています🙇♂️
ぜひ安全にダイビングを楽しみましょう♪